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皮膚科クリニックの仕事とは?病院との違いや看護師の日常業務を解説

皮膚科クリニックの仕事に、あなたはどのようなイメージを持っていますか?

皮膚科クリニックで働く看護師は、ただ単に医師の診察の時に横についているだけではありません。いろいろな仕事をしています。

実際にわたしが働いている皮膚科のことを元にして、今回は、みなさんに皮膚科の実態をお教えします。

皮膚科クリニックの仕事=病院の仕事との違い

皮膚科クリニックの仕事について、まずはクリニックの看護師と病院の看護師の仕事の違いを説明します。

大きく違うこととして、ひとつは看護師が日常生活のお世話をするかどうかです。

皮膚科 クリニックでは、主に医師のサポート業務が看護師の仕事です。

患者さんに関わることも多くありますが、皮膚科 クリニックで重要なのは、いかに医師がスムーズに診療を行えるかを考えることです。

皮膚科 病棟では、看護師の方が患者さんと接することが多いですよね。

そして看護師が観察した事を踏まえて、医師が治療をしていきます。

でも皮膚科 クリニックの場合は、医師が全て観察していきます。

看護師は待合室での状態や問診表の内容から、患者さんの症状を大まかに医師に伝えます。

そこから医師は直接患者さんを観察し、診察を行っていきます。

ですから、私たちクリニックの看護師は医師の目や手足になることが大切なのです。

医師の目や手足になることで、医師が次に何をやろうとしてるのかを読み取ることができます。

先を読み取ることで、看護師は迅速に対応をすることができるようになります。

それは患者さんの待ち時間を減らすことに繋がり、それは一人でも多くの患者さんを診察することに繋がり、それは患者さんの苦痛を見逃さない治療をすることに繋がります。

私たち皮膚科 クリニックの看護師は、全てのことに目を向けながら全てのことを同時に考えることが出来る判断能力も必要です。

皮膚科クリニックの仕事=実際の看護師の日常の仕事内容

皮膚科クリニックの仕事、次は皮膚科クリニックで働く看護師の実際の日常の仕事内容を詳しく説明していきます。

今からお話するのは、私の勤めている皮膚科 クリニックでの業務ですので、他とは異なっている可能性があることを予め理解したうえで聞いて下さいね。

朝、出勤後に前日に洗濯したタオル類を畳んでおきます。

これは患者さんがベットに寝る際に敷くために利用したり、診察する際に裸になった身体を隠すために利用したりします。

その後は診察室、処置室の清掃に入ります。

皮膚科は感染症が多いので、次亜塩素酸ナトリウムという消毒効果がある薬剤で拭きあげていきます。

次に、診察で使用する物品を診察室に揃えていきます。

当院では先が細くなっているアドソン鑷子と眼科剪刀を使用していますので、滅菌された新しいものを診察室に補充していきます。

それから予約の患者さんの確認を行い、その準備をしていきます。

当院ではOPE、光線療法、ピーリングなどの予約を受けています。

光線療法とは、アトピーや乾癬、白斑の方に紫外線を当てて治療する機械です。

光線療法はベッドを使用していきますので、看護師は機械のセッティングと使用するタオルの補充を行います。

この頃には診療開始時間になっていますので、ここから診察の補助がメインになってきます。

軟膏を塗布したり、創部を消毒してガーゼを張ったり、水いぼを取るためにお子さんを押さえたり、OPEの説明をおこなって予約をとったり…。

また、患者さんが途切れた時には物品の滅菌作業や在庫のチェックをしていきます。

私たち看護師は在庫のチェックも重要な仕事です。

私の場合は、卸をしてくれる方と打ち合わせをしたりして納入する物品を決めたり、値段を交渉したりもしています。

診療時間内はこんな風に業務をこなしていきます。

診療時間終了後は使用したタオルを洗濯したり、使用した器具を洗浄したりして一日が終了です。

このほかにも受付作業や事務作業など細々とした業務がありますが、大雑把にご説明すると私のいる皮膚科 クリニックでの看護師の仕事はこんな感じです。

病棟勤務していた方にとっては、全く違う業務内容に驚いたのではないでしょうか。

皮膚科クリニックの仕事は求人選びをする時にも重要!

皮膚科クリニックの仕事を詳しく説明しましたが、これは私が働く皮膚科クリニックの仕事であって、細かい部分は皮膚科クリニックによって異なります。

皮膚科クリニックの求人選びに悩んでいる人は、給料や待遇面だけでなく、仕事内容を考えて選ぶと良いです。

オペ件数

日帰りオペをしている皮膚科クリニックは多いですが、年間どのくらいの日帰りオペをやっているのかを確認してください。

皮膚科クリニックでのオペは予約制で決められた曜日・時間に行うことがほとんどですが、手術件数が多いと看護師の仕事はそれだけ忙しくなります。

器具の洗浄・滅菌の数も増えますし、予約とは言え手術件数が多いと、残業が多くなりがちです。

そのため、積極的に日帰りオペをやっている皮膚科クリニックはとても忙しいので、確認せずに、そのようなクリニックの求人を選んでしまうと、あとから後悔することになるかもしれません。

形成外科を併設している皮膚科クリニックは、日帰り手術が多い傾向にあります。

美容皮膚科の診療は行っているか

皮膚科の求人を選ぶ時には美容皮膚科の診療を行っているかも確認しておきましょう。一般的な保険診療の美容皮膚科の診療を行っている皮膚科クリニックは増えています。

美容皮膚科の診療を行っていると、私たち看護師の仕事内容も変わってきます。先ほど説明した保険診療の皮膚科クリニックの仕事に加えて、レーザー脱毛の施術や美容点滴などを行わなければいけません。

中抜け中に仕事をすることはあるのか

多くのの皮膚科クリニックでは午後の診療は16時からのように夕方から開始します。

そのため、皮膚科クリニックで働くと3~4時間の中抜けがあるのです。中抜けとは昼休みが長いことですね。

この中抜けは基本的には自由にして良いので、家に帰ったり、近所にランチをしに行ったり、スーパーに夕食の買い出しに行ったりできるのですが、そうではないところもあります。

友人が働いている皮膚科クリニックでは、忙しくて中抜けがほとんどない日もあり、しかも中抜けの時間に働いても、残業代が付かないのだそうです。

しかも外出は基本的にできず、電話対応をしなければいけないと言っていました。

また、そのクリニックの暗黙の了解として、中抜けが終わる1時間前にはクリニックに戻って、雑用をしなければいけないクリニックもあると聞いたことがあります。

このような皮膚科クリニックだと、中抜け中も結局は仕事をしていることになります。

皮膚科クリニックの求人を選ぶ時には中抜け中の過ごし方や仕事の有無は確認しておかなくてはいけません。

皮膚科クリニックの仕事は需要は高いの?看護師求人は多い?

皮膚科クリニックの仕事の需要は高いのでしょうか?皮膚科クリニックでの看護師の求人数は、実は多いんです!

なぜなら、皮膚科は割合と医療機関の数が多いからです。

厚生労働省の平成26年(2014)医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況によると、皮膚科クリニックの数は全国で1万2328件もあるのです。

あなたの最寄りの駅周辺にも、必ずと言っていいほど皮膚科がありませんか。

電車から見える景色の中に、「○○皮膚科」という看板をよく見かけませんか。

皮膚科って、よほど症状がつらいか気が向いたときじゃないと足が向かないかなんですよね。

でも、赤ちゃんからご老人までが来院するし、皮膚が、人間の身体を占める割合は結構大きいですし、皮膚科というのは意外と重要な診療科なんです。

ですから、皮膚科のクリニックで働きたいのであれば看護師転職サイトに登録して、希望地の駅周辺で、看護師の求人を探してもらってください。

あなたの希望条件と悩みをしっかり相談すれば、想像以上に人間関係が良くて楽しく働けるクリニックだったり、夜勤や残業が無く楽に働けるクリニックだったり、仕事内容の割りにお給料がよく、給料日が待ち遠しくなるクリニックだったり・・・

きっと、あなたの予想以上に納得のいく皮膚科クリニックの求人と出会えますよ。


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ皮膚科の求人 - 看護師を辞めたい人へ 編集部

皮膚科の求人 - 看護師を辞めたい人へは、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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