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皮膚科 看護師の処置

皮膚科の看護師がどんな処置を行うか、あなたはご存じですか?

皮膚科の看護師は、医師の補助ばかりではありません。採血や問診聴取以外にも、さまざまなことを行う必要があるのです。

あまり多く知られていない皮膚科の看護師の処置について、今回はお話ししていきましょう。

皮膚科の看護師の処置で、一般的なものとは?

皮膚科の看護師の処置と聞いて、あなたがまず思い浮かべるのはどんなことですか?

採血ですか?点滴ですか?それとも創傷部の手当でしょうか?

看護師の処置は診療科によっても異なりますが、内科だと採血や点滴などが中心ですね。

これが外科になると創傷部の手当や、OPEの介助などを行う場合もあるのではないでしょうか。

入院施設に勤めている看護師であれば、このほかにも多くの医療処置を行っていることと思います。

胃ろうなどの経菅栄養、人工肛門や人工膀胱、酸素投与、膀胱カテーテルなど私も前の職場では多くの処置を経験してきました。

皮膚科の看護師も多くの処置を行いますが、皮膚科ではそれら以外にも必要な処置があるのです。

皮膚科 看護師の処置で、実際に行われているものとは?

皮膚科の看護師が主に行う処置は、軟膏の塗布です。

皮膚科の主な治療方法は、皮膚への軟膏塗布なのでこれが一番重要な処置内容と言えるでしょう。

しかし、単純に塗るだけではありません。塗り方によっては、さらに悪化させてしまうことがあるのです。

ですから、私たち皮膚科の看護師は塗りながら患者さんに正しい塗り方を説明する必要があるのです。

フィンガーティップユニットといい、この正しい方法で塗ることで劇的に効果が変化すると言っても過言ではありません。

軟膏を人指し指の指先から第一関節まで出すと、約0,5gあります。

この量は手のひら2枚分の範囲に塗ることができ、これ以上塗っても皮膚への薬剤の吸収量は変わらないと言われています。

べたべた塗らないと効果がないんじゃないかって思う人も多いんです。しかしそれは薬の無駄にしかなりません。

このように、私たち皮膚科の看護師は正しい知識を提供しながら実際に患者さんの体に薬を塗ってあげるのです。

他の診療科の看護師同様に創傷部の手当も行います。

ですが、創傷部の処置はほとんど医師が行う場合が多いので、外来などでは補助を行うというイメージの方が合っているかもしれません。

皮膚科特有といえば、NB-UVB紫外線療法の処置でしょう。

これは太陽光に含まれるUVA、UVB、UVCの各波長の紫外線のうち、皮膚治療に有効性が確認された中波紫外線の領域に含まれる非常に幅の狭い波長域(311±2nm)を持った紫外線(NB-UVB)を照射して、アトピーや白斑、乾癬などの皮膚治療する方法のことです。

少し難しい話になってしまいましたが、簡単に言うと日焼けマシーンです。

皮膚を人工的に日焼けさせることで、治療しようと考えられた機械なのです。

これらは医師が行う場合もありますが、医師の指示の下で看護師が行う場合もあるのです。

実際に当院では、医師が診察を行って照射量を決定し、私たち看護師が照射するという仕組みにしています。

簡単な作業とお思いなるかもしれませんが、量を間違うと火傷を引き起こす可能性があるのです。

照射中は患者さんの状態を常に観察し、変化に一刻も早く気付く必要があるのです。

このほかにも皮膚科特有の看護師の処置があります。それは、皮膚切除術の間接・直接介助です。

皮膚科では小さいOPEを行う場合もあります。施設が大きくない場合には、処置室で簡易的に行うことがほとんどです。

私の職場では、炭酸ガスレーザーによる切除やメスを用いた切除を行っています。

小さいなOPEといっても、OPEはOPEです。

しっかりとした滅菌操作が必要であり、人数が少ない時には間接介助も直接介助も行わなくてはならないこともあるのです。

もちろん縫合なども行いますから、看護師もOPEに関する知識が必要です。

しかし全身麻酔などを行うわけではありませんから、みなさんが想像するOPE看護師よりは容易なものと捉えてもらっても構いません。

皮膚科のOPEの多くは、部分麻酔か静脈麻酔です。

ですが、麻酔には変わりありませんので、麻酔投与時の状態管理は重要になります。

これらはほぼほぼ一般的な皮膚科の処置と言えるでしょう。

上記以外にも、当院ではピーリングやピアスホールの作成なども行っています。

ピアスホールは医師が作成しますが、開けるまでの介助は看護師の仕事です。

そしてピーリングは看護師が患者さんに施術していますので、取り入れている皮膚科に勤める際には知識が必要かもしれません。

皮膚科の看護師が処置をするには、いろんな知識が必要

皮膚科 看護師の処置を甘く見てはいけません。皮膚科にかかる患者さんは、多くの方が他の疾患を抱えているのです。

そのため、皮膚科の看護師は他の疾患との関連性も考慮しつつ、看護にあたる必要があるのです。

先ほどもお伝えしたように、外科的知識もとても重要です。

ですが、怖がる必要はありません。

しっかりと教えてもらえる環境にあることがほとんどですし、経験がなくても経験を積めばいいのですから。

私も外科に勤めた経験はありませんでしたが、何とか仕事をこなすことができています。

大丈夫です、看護師の基本的な医療処置ができれば怖いものなんてありません。

むしろ病棟の看護師よりも医師に頼れると思ってもよいかもしれませんよ。

そうした不安を相談するのにも、当サイトでご紹介している看護師転職サイトを利用するのがおすすめです。

求人を紹介してもらう前に、まずはあなたが抱く皮膚科の処置への疑問・不安をぶつけてみましょう。

その上で皮膚科に転職したあなたはきっと、思いのほかシンプルで、楽な仕事であったり、皮膚科看護師としてのやりがいを持って働ける仕事であったり、仕事内容の割りにお給料が良く、嬉しい仕事にありつけると思います。


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ皮膚科の求人 - 看護師を辞めたい人へ 編集部

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